展示情報

温室効果ガス削減 1 [自然の力を活かす技術]
GHG Reduction 1 [Power of Nature; Wind, Hydrogen, Fuel-Cell]

太陽の光や熱。風や水など、自然の力をそのままエネルギーに変える。
地球環境に影響しない、クリーンで安心/安全、豊かなエネルギーのイノベーション

垂直軸型マグナス式風力発電機

次世代風力発電機を活用したマイクログリッドによる適応策への貢献

過酷な風環境下でも安定して発電可能な垂直軸型マグナス式風力発電機を活用し、世界中の離島が課題とするエネルギーの地産地消の実現と災害に対する強靭化を達成し、気候変動に対する適応に貢献する。
同風車は、日本のベンチャー企業が開発した世界初の技術である。全方向の風向きに対応できる“垂直軸型”と、縦型に配置した円筒が自転することで発生する“マグナス力”を活用することで、風速40m/秒で発電し、それ以上の強風でも暴走・故障しない。
台風などの熱帯低気圧が多く襲来し、電力供給を化石燃料に依存する島しょ地域は、災害時に電力及び通信が遮断される確率が高い。同風車で構成される自立分散型マイクログリッドシステムにより、通常時にはエネルギーの地産地消を実現し、災害時でも、安定した電力と衛星回線による通信の確保により避難情報や緊急通信が整備出来る為、甚大化する災害に対してもレジリエンスの向上と災害後の復興に貢献する。

株式会社チャレナジー

http://copjapan.env.go.jp/cop/cop25/exhibition/detail_e01.html

パビリオン公開中資料

カーボンニュートラル社会を支える水素発電

カーボンニュートラルに向けたエネルギートランジション技術

2050年カーボンニュートラルの達成に向けて、エネルギー分野では3E+Sのバランスを見て、徐々にCO2排出低減とCO2回収を進めるエナジートランジションが重要です。三菱重工グループは、幅広い製品・技術を結集して、CO2フリー水素・アンモニア製造・備蓄、CO2回収・転換利用、既存火力の高効率化・CO2フリー化などの革新的環境イノベーション技術の開発及び社会実装を推進します。
その中でも、水素ガスタービンは、既存の火力発電所の一部を改造することで実現でき、水素の供給量に応じて運転可能です。このことから、早期のCO2削減及び水素需要喚起に貢献し、エナジートランジションにおいて重要な役割を果たします。

三菱重工業株式会社、三菱パワー株式会社

https://power.mhi.com/jp/special/hydrogen

パビリオン公開中資料

水素ステーション

水素エネルギーの社会実装に向けた構内物流における活用実証

次世代エネルギーとして関心が高まる水素の社会実装を目指して様々な実証を行っています。パナソニックアプライアンス社の草津工場では、2019年に水素ステーション”H2 Kusatsu Farm”を建設し、同ステーションから水素補給した燃料電池フォークリフトの構内運用を開始しました。
”H2 Kusatsu Farm”は、再生可能エネルギーを利用した水電解から水素を製造します。製造された水素は40MPaまで圧縮され、燃料電池フォークリフトに35MPaで充填されます。1日に燃料電池フォークリフト約2台分の水素を製造する能力を有し、構内物流におけるCO2削減への貢献が期待されます。

パナソニック株式会社

https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/11/jn191118-1/jn191118-1.html

パビリオン公開中資料

小田原での取り組み

限界費用0の移動手段構築までのマイルストーン

エネルギーの専門集団が創る脱炭素社会とe-モビリティの未来

エネルギーの専門集団であるREXEVは、電気自動車を単なる移動手段だけではなく、動く発電所として活用することで環境負荷のない社会交通システムを構築し、移動限界費⽤を限りなくゼロにすることを目指しています。
弊社の主力事業は
① eモビリティ(電気自動車)と地域の再生可能エネルギーを組み合わせたカーシェアリングサービスと運用
②eモビリティ(電気自動車やeバイク、eバスなど)のエネルギーを制御しピークカットや再エネを使った充電、系統安定化等に活用するエネルギーマネジメント事業です。

2020年より神奈川県小田原市と地域電力である湘南電力と協力し、EVカーシェアリングとエネルギマネジメント事業を開始し、その他の地域や法人へも拡大しているところです。
今後もeモビリティの移動手段とエネルギーリソース(動く蓄電池)としての価値を最大化し、法人や自治体でのeモビリティ導入を促進していきます。

株式会社REXEV

https://rexev.co.jp/vision/

パビリオン公開中資料

浮体式洋上風力発電

撮影者:西山 芳一

再生可能エネルギー100%の島 構想

浮体式洋上風力発電が切り拓く脱炭素社会の未来

<浮体式洋上風力発電> 浮体式洋上風力発電施設の支持構造物は、上部に鋼、下部にコンクリートを使用する「ハイブリッドスパー型」と呼ばれる世界初の構造形式を採用し、建造コストの低減と高い安定性を確保、2013年に2MWの浮体式洋上風力発電施設を設置し、毎年来襲する台風にも耐え、2016年より実用化しています。
<再生可能エネルギー100%の島構想>
島の周囲の海を生かし、浮体式洋上風力発電によって、島内の消費を十分に上回る電気から水素を製造し島外に販売します。本土と連系する電力系統が不十分でも、島には安定した安価なエネルギーの供給と出荷用に備蓄した水素により災害対策が可能となり、島の経済発展や安心安全な生活が実現できます。

戸田建設株式会社

https://haenkaze.com/

パビリオン公開中資料

燃料電池小型トラック

燃料電池

環境省 FCトラック 技術開発・実証事業

株)東京R&Dが環境省の委託を受けて開発した「燃料電池小型トラック(以下FCトラック)」です。FCトラックは、ゼロエミッションを実現可能にするモビリティです。バッテリーEVに対して航続距離が長く(210km)、エネルギー充填時間が短い(5分程度)という特徴を活かして、運輸部門への早期普及が期待されています。運輸車両の電動化は、短い航続距離や長い充電時間など駆動用バッテリーの性能を理由にして発展途上の状況にありますが、FCトラックはこれらの問題を解決できる可能性を秘めています。水素は地球を汚さすに製造し、保管し、利用できるエネルギーです。持続可能な社会を実現するため、水素で走る自動車を提案して行きたいと考えております。

株式会社 東京アールアンドデー

https://www.tr-d.co.jp/products/fcv/

パビリオン公開中資料

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