展示情報 - COP25 JAPAN PAVILION
次世代型風力発電機を活用したマイクログリッドシステム導入による適応策への貢献
垂直軸型マグナス式風力発電機
離島マイクログリッドシステムのイメージ
過酷な風環境下でも安定して発電可能な垂直軸型マグナス式風力発電機を活用し、世界中の離島が課題とするエネルギーの地産地消の実現と災害に対する強靭化を達成し、気候変動に対する適応に貢献する。
同風車は、日本のベンチャー企業が開発した世界初の技術である。全方向の風向きに対応できる“垂直軸型”と、縦型に配置した円筒が自転することで発生する“マグナス力”を活用することで、風速40m/秒で発電し、それ以上の強風でも暴走・故障しない。
台風などの熱帯低気圧が多く襲来し、電力供給を化石燃料に依存する島しょ地域は、災害時に電力及び通信が遮断される確率が高い。同風車で構成される自立分散型マイクログリッドシステムにより、通常時にはエネルギーの地産地消を実現し、災害時でも、安定した電力と衛星回線による通信の確保により避難情報や緊急通信が整備出来る為、甚大化する災害に対してもレジリエンスの向上と災害後の復興に貢献する。
展示協力
株式会社チャレナジー