イベントスケジュール - COP25 JAPAN PAVILION
2019.12.09
日中韓協同による都市気候行動
―日中韓脱炭素都市共同研究プロジェクトの紹介―
主催者
- 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
共催者
- 国家気候変動戦略研究・国際協力センター(中国)
- 韓国環境研究所
- グローバルグリーン成長研究所
- 日本国環境省
- 中国生態環境省
- 韓国環境省
イベント概要
2019年10月31日の世界都市デーで、アントニオ・グテレス国連事務総長が述べたように、現在世界の人口の半数以上は都市部に住んでおり、2050年までには世界人口の3分の2が都市で生活をするようになると言われています。都市部では世界のエネルギーの3分の2以上が消費され、世界のCO2排出量の70%以上を占めています。
(2016年の)COP22(サイドイベント)で、日本、中国、韓国 三か国の大臣は、脱炭素化に向けた共同研究プロジェクトを実施することに同意し、2018年6月に中国、蘇州で開催された第20回日中韓三か国環境大臣会合(TEMM20)において、「脱炭素都市構築に向けた日中韓共同研究」を立ち上げることに合意し、共同声明にも記されました。
気候変動戦略研究・国際協力センター(NCSC、中国)、地球環境戦略研究機関(IGES、日本)、韓国環境政策・評価研究院(KEI、韓国)はCOP23、COP24においてサイドイベントを合同で開催し、都市の脱炭素化と持続可能な開発に向けてどのような研究枠組みを構築し成果を生み出すかについて議論をしました。
今年度のCOP25サイドイベントでは、「都市気候行動」や「脱炭素化と持続可能な開発を目指す都市の事例集」等、本共同研究における最新の研究活動を、日中韓の複数都市の参加者とともに共有します。
プログラム
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13:30 開会挨拶
日中韓脱炭素都市共同研究プロジェクトの背景について
気候変動戦略研究・国際協力センター(NCSC)所長 徐华清(シュウ・ファンチン) -
13:35 基調講演
脱炭素化と持続可能な社会に向けた都市の世界的傾向
地球環境戦略研究機関(IGES)理事長 武内 和彦 (たけうち かずひこ) -
13:45
2019年度 日中韓共同研究プロジェクトの成果報告
共同研究第2期目における特筆すべき成果- 藤野 純一 (ふじの じゅんいち) IGES 上席研究員
- 姜 相 仁(カン・サンイン)KEI チーフ・リサーチフェロー
- 陽 秀 (ヤン・シュウ)NCSC 主任研究員
- 14:00 都市の声(京都市、富山市、光州市、北京市、深セン市、マドリッド市を予定)
- 分析・評価等の科学的アプローチを行う際の都市の課題 / 科学的知見の活用や研究機関との協力の具体例
- 日中韓共同研究プロジェクトに期待する研究成果
- 14:30 ディスカッション
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14:40 閉会挨拶
韓国環境政策・評価研究院(KEI) 所長 ユン・チョヨン
- 14:45 閉会
登壇者
- 京都市 地球環境・エネルギー担当局長 下間 健之(しもつま たけし)
- 富山市 未来戦略室/未来戦略企画監 山添 俊之(やまぞえ としゆき)
- 光州市 光州市国際環境研究所/理事長 ヨン・ウォンタエ
- 北京市 北京気候センター/エンジニア スン・フェン
- 深セン市 深セン市 気候変動研究センター/ディレクター 王東(ワン・ドン)
- マドリッド市 エネルギー・気候変動部/Deputy Director フアン・アズカラテ・ルクサン
- マドリッド市 エネルギー・気候変動部/General vice direction イレネ・ビアズケズ
2019.12.09 MON のタイムテーブル
今日における水素の可能性を生かせる環境に向けて
国際エネルギー機関(IEA)
環境的に持続可能な交通を目指して
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団、国際連合地域開発センター
日中韓協同による都市気候行動
―日中韓脱炭素都市共同研究プロジェクトの紹介―
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
パリ協定達成に向けた官民連携による気候変動問題への貢献
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
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自然エネルギー100%研究会