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Science to Action

17:00 - 18:30

タイトル

GCFアクセス支援セミナー
-緑の気候基金(GCF)の活用を通じた次世代型プロジェクト形成にむけた日本の取組-

イベント概要

現在、環境省において緑の気候基金(GCF)の活用を通じた気候変動緩和の取組強化を進めている。今回、GCFを活用した次世代型プロジェクトの形成や革新的なビジネスモデルとはどのようなものか、実現する為の重要な要素、プロジェクトやプロセスに対する課題とその対処方針について検討する。また本サイドイベントはGCF事務局、GCF認証機関、及び利害関係者のそれぞれの立場からのパネリストを迎え、パネルディスカッションを中心とし、プロジェクト形成に向けた取組みについて自由な意見交換を行う。

キーワード

Green Climate Fund

登壇者
  • 日本環境省
  • GCF事務局担当(TBD)
  • GCF認証機関(TBD)
  • GCFプロジェクト実務者及び開発者(TBD)
主催者

環境省/海外環境協力センター(OECC)

最終プログラム

開会あいさつ (5分):

  • 杉本留三 環境省地球環境局 国際協力室長 (日本)

基調講演 (20分):

GCFプロジェクト/プログラム開発向上に向けた視点

  • Mr. Alastair Morrison, GCF事務局

パネルディスカッション(50分):

モデレーター

  • 加藤真, OECC主席研究員(日本)

Panelists:

GCF 事務局

  • Mr. Alastair Morrison

認定機関(AEs)

  • Mr. Espen Ronneberg, 南太平洋地域環境プログラム事務局(SPREP)
  • 佐藤 一郎 (独)国際協力機構

国家指定機関(NDA)

  • Mr. Batjargal Zamba 環境ツーリズム省(モンゴル)

GCF理事会

  • Ms. Diann Black‐Layne, アンティグア・バブーダ 環境省 課長

セッションサマリー
  • 参加者からは、気候変動の緩和及び適応の効果に加えて、開発途上国の社会・経済的なコベネフィットをもたらしパラダイムシフトを引き起こす取組に対して高い期待が述べられた。また、現時点でGCF理事会において承認されたファンディングプロポーザルについては、必ずしもこれをすべて満たしているといえないという見解も挙げられた。
  • これらの取組を実現するためには、マインドセットの変革が必要である。例えば、従来の資金スキームでは「資金アクセスがもらえない人々」とみられていた層についても、革新的なbusinessモデルやICTを活用することにより、資金アクセスを新たに得ることができる。
  • 参加した専門家の中には、先進的な技術の導入が重要であるという人もいれば、小島しょ国(SIDS)にとっては、緩和策と適応策を組み合わせて取り組むことによって、「次世代型プロジェクト」を形成し、より大きな恩恵を受けることができるとの指摘もあった。

キーメッセージ
  • 環境省においては、今後関係者勉強会やワークショップを通じて、次世代型プロジェクトにつながる新たなモデルの開発などを行う。
  • 今後環境省で実施するキャパシティ・ビルディングの成果について、来年のCOPサイドイベントで報告を行い、関係者で更なる発展的な議論を行いたいとの声があった。

報告者所属・名前

一般社団法人 海外環境協力センター 加藤 真/松田 英美子


写真

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