イベントスケジュール - COP25 JAPAN PAVILION
2019.12.06
10:00 - 11:30
2019.12.06
科学(海洋・土地・極地等)
イノベーションによる環境と経済の好循環
気候変動と海洋-宇宙技術の貢献-
主催者
- (公財)笹川平和財団海洋政策研究所
- (国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)
イベント概要
海氷の減少、気象の極端化、海水面上昇、海洋熱波など、気候変動による海洋・沿岸域の影響を考えるとき、広域を効率的にモニタリングできる宇宙技術の利用は欠かせない。IPCC特別報告書(海洋・雪氷)の最新の知見も踏まえて、世界をリードする日本の衛星リモートセンシング技術による気候変動緩和・適応への可能性やその国際貢献に向けて議論を行う。
登壇者
- 角南 篤 笹川平和財団海洋政策研究所 所長
- 平林 毅 宇宙航空研究開発機構 衛星利用運用センター長
- Loren Legarda フィリピン下院 副議長
- 梅沢 加寿夫 宇宙航空研究開発機構 主任研究開発員
- 吉岡 渚 笹川平和財団海洋政策研究所 研究員
- Alan Boyd 南アフリカ環境林業水産省 専門科学者
- Srinivasan Ancha アジア開発銀行 主席気候変動専門官
- 角田智彦(司会) 笹川平和財団海洋政策研究所 主任研究員
セッションサマリー
笹川平和財団海洋政策研究所(OPRI-SPF)と宇宙航空研究開発機構 (JAXA)の共催の本サイドイベント「オーシャンズ・アクション・デイ―宇宙技術の貢献―」 では、海洋・沿岸域における気候変動影響を捉える上で宇宙技術をいかに活用しうるか等について議論した。角南・OPRI-SPF所長および平林毅・JAXA衛星利用運用センター長からの主催者挨拶の後、基調講演として、Loren Legarda・フィリピン代議員 (下院) 副議長がフィリピンの海洋・沿岸域における気候変動影響と衛星利用について、梅沢和寿夫・JAXA主任研究開発員が日本の地球観測衛星の観測対象や観測成果について、北極海の海氷の変化等の事例を交えながら衛星リモートセンシング技術について包括的に紹介した。続いてパネリストが登壇し、議論の礎となるIPCC海洋・雪氷圏特別報告書の知見やアジア開発銀行で開始された海洋分野の取組みの紹介などを行った。角南・OPRI-SPF所長がモデレータを務めたパネルディスカッションでは、最新の科学的知見も踏まえた衛星リモートセンシング技術を活用した気候変動緩和・適応策の推進に向けて、活発な議論が行われた。
2019.12.06 FRI のタイムテーブル
10:00 - 11:30
2019.12.06
科学(海洋・土地・極地等)
イノベーションによる環境と経済の好循環
気候変動と海洋-宇宙技術の貢献-
笹川平和財団
11:45 - 13:15
2019.12.06
13:30 - 15:00
2019.12.06
緩和と適応
「自国が決定する貢献(NDC)」の向上に向けたアプローチ、機会、オプション
JICA (WRI UNDP)
15:45 - 17:15
2019.12.06
緩和と適応
科学(海洋・土地・極地等)
「私たちの」長期戦略は1.5℃の社会を実現できるのか?
公益財団法人 地球環境戦略研究機関 (IGES)