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TUE
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タイトル | 各国 NDC 政策と排出削減努力の評価 |
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概要 | 本サイドイベントでは、国際的に著名な研究機関等から、新たに主要排出国のNDC 政策をモデルにより評価分析した結果を紹介する。排出削減の最小コスト化 が可能となり、さらに野心度が増すような、取組の方向性について評価分析を行う。 |
主催/共催 | 地球環境産業技術研究機構 (RITE) / 米国未来資源研究所 / エニ・エンリコ・マッテイ財団 / ハーバード大学 |
プログラム |
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セッション サマリー |
RFFのKopp氏による本セッションの概要紹介の後、3研究機関から各国NDC評価のプレゼンテーションを行い、ディスカッションを実施。 プレゼンテーションは、まずハーバード大学のAldy氏から、4つのモデル(DNE21+, WITCH, GCAM, MERGE)による共同研究結果から得られた各国NDCの評価結果概要の紹介と、評価のフレームワークについての紹介の後、RITE秋元氏によるNDC評価として、シンプル指標である人口当たり排出量などから、さらに進化した手法である限界削減コストなど各種指標による評価結果を紹介。最後に、FEEMのAleluia Reis 氏より、エネルギーの見通しの有無や異なる最適化手法を統合したNDC削減目標実現のいくつかのシナリオを比較した結果を紹介。 QAでは、限界削減コストは実施のコストを反映しているのか、どのように信頼性や可視性を向上させていくのかなどの質問があった。 モデルによる評価は現実の社会をシンプルに単純化して評価しているが、今後のNDC評価の有効なツールとなり得るものである。 |
キーメッセージ | パリ協定は気候変動の取り組みの新たな時代となるものであり、すべての国が継続的に削減を進めることが求められている。本サイドイベントでは、国際的な研究機関からモデルによる各国(EU、日本、ロシア、インド、南アフリカ、中国、米国等)NDC評価結果を紹介。特に透明性、政策審査、削減努力にフォーカスして評価分析を実施。 このようなモデルによる評価分析は、透明性のあるNDC評価および取組みの促進に重要な役割を果たすものである。 |
各種資料 | イベントフライヤー(英文)(PDF・153KB) 発表資料 1(英文)(PDF・58KB) 発表資料 2(英文)(PDF・243KB) 発表資料 3(英文)(PDF・750KB) 発表資料 4(英文)(PDF・1,657KB) |
イベント風景 | |
報告者 | 地球環境産業技術研究機構 (RITE) 中神保秀, Bianka Shoai Tehrani |