イベントスケジュール

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High-Level Week

13:00 - 14:30

タイトル

クリーンエネルギー技術:追跡プロセスとデジタル化の役割

イベント概要

クリーンエネルギー技術の開発と展開の進捗を追跡し、これらの技術の影響を理解することは、低炭素エネルギーの移行を進める上で重要です。 このサイドイベントでは、IEAは、電気自動車、エネルギー貯留、再生可能エネルギーなどの主要なクリーン技術を評価する年次出版物である、「Tracking Clean Energy Progress 2017(2017年のクリーンエネルギー進捗の追跡」の結果、及びそれらが長期排出目標に合致する軌跡に乗っているのかどうかを共有します 。 これらの重要なエネルギー技術は、データ、分析、および接続の急速な進歩と共に、エネルギーシステムのデジタル変換を支えており、IEAの最新レポート「デジタル化とエネルギー」で議論される予定です。日本の経済産業省は、このIEAの活動を支援することに貢献しています。

キーワード

energy; tracking progress; technology RD&D; information and communications technology (ICT); digital technologies; IoT; energy efficiency; renewable energy

登壇者
  • Fatih Birol, Executive Director, IEA
  • Peter Janoska, Environment and Climate Change Unit, IEA 
  • Wataru Matsumura, Director of Global Environment Partnership Office, Ministry of Economy, Trade, and Industry, Japan 
  • Kelly Simms Gallagher, Professor of Energy and Environmental Policy, Tufts University
  • George Kamiya, Environment and Climate Change Unit, IEA
  • Pamela Lee, Covering Director of Policy & Planning – Climate Change, National Climate Change Secretariat, Singapore
  • Simone Mori, Head of European Affairs, Enel
主催者
  • 国際エネルギー機構(IEA)
最終プログラム

開会挨拶

  • Fatih Birol 国際エネルギー機関事務局長

登壇者

  • Peter Janoska 及び George Kamiya 国際エネルギー機関(IEA)
  • 松村 亘 経済産業省産業技術環境局地球環境連携室長
  • Kelly Simms Gallagher タフツ大学教授 (エネルギーと環境政策)
  • Mariano Morazzo  Enel 気候変動と再生可能エネルギー政策ヘッド
  • Pamela Lee シンガポール国家気候変動事務局気候変動政策・計画ディレクター

セッションサマリー

国際エネルギー機構(IEA)の事務局長による開会挨拶の後、IEAのPeter JanoskaとGeorge Kamiyaが、クリーンエネルギーの進歩を追跡し、また、デジタル化の「可能性」を実際に可能たらしめるにはどうすべきか、問題提起のプレゼンテーションを行いました。これを受けて、松村亘 経済産業省産業技術環境局地球環境連携室長は、インドとのデジタル化に関する国際協力など、日本のクリーンエネルギー技術への取り組みについて発表しました。タフツ大学のKelly Simms Gallagher教授は、エネルギーRD&D支出の動向と、ミッションイノベーション国が目標を達成する際に根底にある主要課題について発表しました。EnelのMariano Morazzoヘッドは、企業の視点から、気候目標を達成するための電力の役割と、デジタル化から生じる新たなビジネスチャンスについて発表しました。シンガポール国家気候変動事務局のPamela Leeディレクターは、環境と社会の両方の目標を達成するクリーンエネルギーとデジタル技術の普及の実例として、太陽光発電の導入、スマートハウス、スマートモビリティなどの革新的なビジネスモデルを提示しました。


キーメッセージ
  • エネルギー転換の道すじに変化の兆候が見られるものの、クリーンエネルギー技術の開発と展開の進展は遅すぎる。各国はそれぞれ転換の道すじを定め、それに応じたRD&Dと展開のサポートを拡大すべきである。エネルギーメトリクスは、クリーンなエネルギーへの転換がどんな意味を持つのか、また、どのようにそれを測定するのかを理解するのに役立つ。
  • デジタル化は、安定的でない再生可能エネルギーのより大きなシェアの統合、電気自動車のスマート充電システムや、産業デザインにおけるイノベーションの促進など、クリーンエネルギー技術の主要なイネーブラーとなりうる。

報告者所属・名前

Peter Janoska 及び George Kamiya 国際エネルギー機関(IEA)

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