2023.12.11 Mon.

18:00 - 19:15
混乱の時代におけるエネルギー需要側の対応
主催者
公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)
共催者
国際応用システム分析研究所(IIASA)
セミナー概要

概要

パンデミックや紛争が起こっている状況下でのエネルギー供給・利用、また異常気象現象(熱波、サイクロンなど)など、現在の状況について議論します。 エネルギーシステムや供給システムが混乱している状況下で、新しい需要ベースのアプローチによってもたらされる効果(予防、コベネフィット、福祉の提供などに焦点を当てた、より迅速で効果的な結果)と、従来の供給側対応との比較を示します。多数の新しい観点に基づく、エネルギーセキュリティに関するセミナーです。

プログラム

Welcome from the moderator -5分-

Nebojsa Nakicenovic 国際応用システム分析研究所(IIASA)

Opening remarks and a background of EDITS -10分-

秋元 圭吾 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 (RITE) / 東京工業大学

Greater leverage for energy security with demand-side policies -15分-

Nuno Bento リスボン大学研究所

Urban space and society in times of crises -15分-

Diana Ürge-Vorsatz 中央ヨーロッパ大学/IPCC

The costs and potentials of demand-side interventions from a Global South perspective -15分-

Joyashree Roy アジア工科大学院

demand-side innovations and their impact on security -15分-

登壇者によるパネルディスカッション
登壇者

現地登壇者

  • Nebojsa Nakicenovic / 国際応用システム分析研究所(IIASA)、研究グループリーダー/上級研究員
  • 秋元 圭吾 / 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構、東京工業大学, システム研究グループリーダー/特任教授
  • Nuno Bento / リスボン大学研究所、統合研究員
  • Diana Ürge-Vorsatz / 中央ヨーロッパ大学 / IPCC、教授/副議長
  • Joyashree Roy / Asian Institute of Technology, Professor
関連リンク
セッションサマリー
福祉と必要不可欠な社会サービスへのアクセスを確保することが、社会が物質とエネルギーを必要とする理由です。このセミナーでは、開発をすべての人の福祉に導くだけでなく、インフラ、都市、農村空間、社会をより強靭にし、エネルギー安全保障、さらにはエネルギーサービスの安全性を高めるための準備をすることができる、技術的、社会的、インフラ的イノベーションの役割を提示しました。ネットゼロ社会に向けた転換におけるエネルギー需要側対策の重要性に関して、ウェルビーイングの維持、エネルギーセキュリティ向上、都市建築の対策によるエネルギー危機への対応、グローバルサウスの視点による分析を紹介し、議論を行いました。
まず初めにNebojsa Nakicenovic(国際応用システム分析研究所(IIASA))より、Welcome and openingとして、本セミナーの主旨を、次いで秋元圭吾(地球環境産業技術研究機構(RITE)/東京工業大学)より、デジタル化やシェア経済などのデマンドサイドソリューションによるエンドユースの隠れたコストの低減ポテンシャルに関して、モデル分析を通した考察の重要性の指摘と結果の説明を行いました。また、Nuno Bento(リスボン大学研究所)からは、需要側政策によるエネルギー安全保障へのさらなる活用について、Diana Ürge-Vorsatz(中央ヨーロッパ大学/IPCC)からは、危機時の都市空間と社会としてデマンドサイドイノベーションの役割について、Joyashree Roy(アジア工科大学院)からは、グローバル・サウスの観点から見た需要側介入のコストと可能性について報告がなされました。
最後に、Nebojsa Nakicenovicのモデレーターにより、登壇者5名によるパネルディスカッションが行われました。
配布資料
メッセージや成果
今回のジャパン・パビリオンでのセミナーは、セミナー最終日の18:00スタートであったにも関わらず、多くの聴講者に参加いただけた。また、オンライン配信により、RITE他、各登壇者の研究成果をリアルタイムで全世界へ発信するとともに、オンライン聴講者からの質問に呼応して活発なパネルディスカッションが行われ、大いに盛り上がった。
なお、オンライン配信は、セキュリティーを向上させるべく、Zoomウェビナーを活用し、何ら問題なく終了することができた。現地でのサポートに厚くお礼申し上げます。

その他のタイムテーブル

2023.12.11 Mon.

10:30 - 11:45

カーボンニュートラルの実現に向けたRD20の挑戦

主催者:経済産業省、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)
13:00 - 14:15

国際連携によるブルーカーボンの推進

主催者:環境省
共催者:オーストラリア気候変動・エネルギー・環境・水資源省(DCCEEW)
14:45 - 16:00

ネイチャーポジティブ経済を実現するための、技術、製品・サービス、ビジネスモデル

主催者:G7 ネイチャーポジティブ経済アライアンス
共催者:経団連自然保護協議会
16:30 - 17:45

アジア太平洋地域おける気候変動リスク評価のための科学ツールとシナジー

主催者:国立環境研究所
共催者:国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)、地球環境戦略研究機関(IGES)、環境省