TOPICS 日本国政府の取組

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日本の気候変動対策の長期目標である「2050年カーボンニュートラル」の実現と世界の脱炭素化を支える、脱炭素技術や取組をご紹介します。

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カーボンニュートラル実現へー 「脱炭素先行地域」のご紹介

日本では、2050年カーボンニュートラルに向けて、再エネ等の地域資源を最大限活用して経済を循環させ、地域課題を同時解決し、地方創生に貢献する地域脱炭素を推進しています。そのため、2030年までにカーボンニュートラル実現を目指す「脱炭素先行地域」を少なくとも100か所選定します。これにより、農村・漁村・山村、離島、都市部など多様な地域において地域課題を解決し、住民の暮らしの質の向上を実現しながら脱炭素に向かう取組の方向性を示し、2050年を待たずして多くの地域で脱炭素を実現していきたいと考えています。

デコ活

  • デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)

    CO2を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む"デコ"と活動・生活を組み合わせた新しい言葉で国民運動の愛称。

    日本では、2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を促すため、新しい国民運動「デコ活」を開始しました。衣・食・住・職・移動・買い物等にわたる国民の将来の暮らしの全体像「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」を提案し、自治体・企業・団体等とも連携のしながら、国民の脱炭素につながる豊かな暮らし創りに向けた取組を展開しています。この「デコ活」を通じて、新たな消費・行動の喚起と国内外での脱炭素型の製品・サービスの需要創出につなげていきます。

福島復興

  • あれから12年。福島、その先の環境へ。

    東日本大震災から12年。
    復興のあゆみが着実に進んでいる福島の「いま」をご紹介します。

    なつ祭りinおおくま2023
    福島環境リブランディングキャンペーン「FUKUSHIMA NEXT」環境も教育も。地元に深く根差した酒造り

    東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質が大気中に放出され、広範囲に極めて重大な影響を 及ぼし、多くの住民の方が避難を余儀なくされました。

    この12年間、環境省では多くの皆様のご協力を得ながら、世界的にも前例のない規模と方法で除染などの環境再生事業に取り組んできました。除染で生じた除去土壌等の福島県外での最終処分に向けた減容の技術開発や再生利用の実証事業も実施しています。

    また、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉を安全かつ着実に進めるためには、同発電所敷地内のALPS処理水を処分することが不可欠であり、2023年8月にALPS処理水の海洋放出が開始されました。環境省では、環境中の放射性物質の状況を確認するための海域環境モニタリングを実施しています。

    福島では、避難指示も順次解除され、環境再生やまちづくり、新しい産業の振興が進み、震災の過去から、未来に向かって進化を続けています。