イベントスケジュール - COP25 JAPAN PAVILION
2019.12.12
東京オリンピックに向けたサステイナブルへの動きと将来への課題
主催者
- Climate Youth Japan(CYJ)
イベント概要
サステイナリンピックとは東京2020年大会を持続可能なオリンピックにするという想いを込めた「サステイナブル」と「オリンピック・パラリンピック」の複合語です。Climate Youth Japanは4年前からサスティナリンピックのあり方をジャパンパビリオンを通じて考えてきました。東京2020年大会を翌年に控え、これまでのオリンピックに向けた取り組みを分析・検証し、大会開催後も含めて持続可能なオリンピックを目指す取り組みを考え、続く大会にレガシー・教訓のバトンをつなぐ場を目標としました。
発表は東京2020大会前、大会後、そして続く大会へという3つの時間軸で構成しました。第一部では、翌年に控えた東京大会の持続可能性に向けたこれまでの歩みから持続可能性を考えました。第二部では、東京大会終了後にフォーカスして持続可能性を考え、大会終了前の現在から、マネージメントを考える場としました。第三部ではCOY15・COP25会期中にユースとサステナリンピックを軸にした対話の知見から、今後の大会へのユースの役割について取り上げました。
登壇者
- 平澤 拓海 Climate Youth Japan COP事業統括
- 郭 拓人 Climate Youth Japan COP事業部
- 露木 志奈 Climate Youth Japan COP事業部
- 太田 紘生 Climate Youth Japan COP事業部
- 亀山 貴都 Climate Youth Japan COP事業部
- Jiayu Guo, China Youth Climate Action Network
セッションサマリー
Climate Youth Japanは4年前からサステイナブルなオリンピック(サステナリンピック)のあり方をジャパンパビリオンを通じて考えてきました。これまでのオリンピックに向けた取り組みを分析・検証し、その中でもユースの取り組みレガシーをどのようにつなげたいくかという点にフォーカスし、発表しました。
サステナリンピックとして東京五輪がどのようにCO2の排出を減らしていこうとしているのか、既存の交通網や再エネに対するビジョンを紹介し、さらにサステイナブルソーシングコードの導入についてパーム油に注目し、導入における現状と課題について説明しました。
次にユースの取り組み事例としてサステナリンピックに関する4つの事例を簡単に紹介し、その中でもクリエイティブ・クッキング・バトルというフードロスに焦点を置いた事例についてこれまでの取り組みや来年に控えた五輪に向けたビジョンなどを話しました。
最後にこれらのレガシーをどのように残していくかを説明し、2022年冬季五輪の開催地である中国のユースに登壇していただき取り組みなどを話していただきました。小泉環境大臣もゲストに迎え、サステナビリティについて真剣に考える場を作りました。
メッセージや成果
今後ますます気候変動やその他の環境問題が深刻になっていくとされる中、より一層の若者、政府、企業等のステークホルダーとの連携が重要になっていくと考えられる。今回のイベントでは、JAPANパビリオンを契機にオリンピックという場を使い、サステイナブルに関して様々な連携ができないかを模索した。弊団体としてユースの声の代弁、エンパワメントを目標の一つとして活動してきているが、オリンピックは多くの国民が関心を持ち、若者も一緒に参画できる大きな機会だと考えている。今回のイベントを通じて新たな動きが始まり、日本が環境問題に向けてより精力的になること、付随して世界がこれらの問題に向けてより真摯に向き合っていくこと。そこにユースという立場の人も参画し、世の中全体がより良い世界に向けて動き出していけたらと考えている。
2019.12.12 THU のタイムテーブル
ASEANにおける透明性パートナーシップ
~企業価値を高めるための気候変動行動~
一般社団法人 海外環境協力センター(OECC)
東京オリンピックに向けたサステイナブルへの動きと将来への課題
Climate Youth Japan(CYJ)
第7回JCMパートナー国会合
環境省