持続可能なインフラへ機関投資を動員するアプローチ
主催者
- 経済協力開発機構
イベント概要
本サイドイベントは、機関投資を持続可能なインフラプロジェクトに動員するために、公的アクターが使用可能なツールとテクニークを議論する。本セッションは、OECDレポート「機関投資を持続可能なインフラに動員するためのアプローチに関する進捗アップデート」(同時期に公刊される予定)の中で見い出されたものを提供する機会となる。このサイドイベントでは、OECD事務局からのプレゼンとダボススタイルのパネルディスカッションが行われる。ここでプレゼンされるOECDのワーキングペーパーは、「グリーンなインフラ機関投資を動員するための進捗レポート2016」をベースにしており、機関投資や公的アクターによるプロジェクト・レベルの介入が絡んだ、持続可能なインフラプロジェクトに関するアップデートされた基盤データベースから見い出されたものを議論する。同ペーパーでは、再生可能エネルギー、具体的には風力セクターが、公的介入が絡んだ持続可能な機関投資の中で、圧倒的な地位を占めているということが示されている。データベースに含まれているプロジェクトの3分の2以上は、仲介業者(アセットマネジメント会社、ファンド、その他類似の投資機関)を通じた機関資本を受け入れている。非上場のプロジェクト・エクイティが、機関投資の好まれる形態であることが観察されている。本データベースには、リスクを軽減し機関投資を容易にするために公的セクターのアクターが開発した様々なツールやテクニークが記録されている。取引円滑化手段が4分の1のケースで使われており、リスク軽減策を伴ったものが典型的なものとなっている。
登壇者
- ピクラム ウィッジ 国際金融公社/グローバルヘッド機構金融政策 欧州投資銀行/元アドバイザー インフラ資金・気候行動
- クリストファー ノウルズ 気候環境金融 主席
- ステファニー ファイファー 気候変動機関投資グループ チーフエグゼクティブ
- ピーターロワン
- 調整中 OECD