豊かな社会を目指すスマートで環境に優しい交通とは - 全ての人の生活の質の向上と地球環境維持を目指す低炭素化 -
主催者
- 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団(エコモ財団)
イベント概要
本セミナーでは、冒頭、国土交通省総合政策局環境政策課交通環境・エネルギー対策企画官の高橋宙氏から開会挨拶をいただきました。
続いて、世界交通学会会長でローマクラブフルメンバーの林良嗣氏から"Smart and Green Transport for Sufficient Society: Higher QOL for Everyone and Low CO2 for Global Ecosystem – Mobility as Hapiness"というタイトルで基調講演をいただきました。
その後、SLoCatリサーチディレクターのカールピート氏から"Scaling up sustainable low-carbon transport to meet Paris Agreement targets"というタイトルで発表いただき、OECDのITF責任者(Institutional Relations and Summit)メアリークラス氏から"Smart and Green Transport for Sufficient Society: Higher QOL for Everyone and Low CO2 for Global Eco-System "というタイトルで発表いただきました。
最後に、発表者にエコモ財団交通環境対策部長の圓山博嗣氏を加え、パネルディスカッションを行いました。
登壇者
- 林 良嗣 世界交通学会 会長 プレゼン資料(PDF, 2.1MB)
- カール ピート SLoCat リサーチディレクター プレゼン資料(PDF, 670KB)
- メアリー クラス ITF, OECD 責任者(Institutional Relations and Summit) プレゼン資料(PDF, 1.8MB)
- 圓山 博嗣 公益財団法人交通エコロジー モビリティ財団 交通環境対策部長 プレゼン資料(PDF, 154KB)
配布資料
セッションサマリー
21世紀に入り、今では新興国や途上国が主なCO2排出国となってきました。しかし、中国やタイなどの国では、およそ10年後に人口減少が始まり、高齢化の問題に直面します。したがって交通に求められるのは、人に優しいシステムであると同時に交通需要の増大に対応することです。
今やAI、ICT、IoTの技術革新は年々進んでいます。若い世代や働く世代だけでなく、高齢者や障害者の方々にも、低炭素と快適性を実現するために、これらのイノベーションを導入する時期にきています。
本セミナーは、このような新しいトレンドに注目しました。
その他残したいメッセージやイベントにおける成果
日本の運輸・交通に関する環境問題、政策や法律、技術等を包括的にまとめた参考書を紹介します。本の題名は「運輸・交通と環境」です。エコモ財団のウェブサイトから無料でダウンロードできます。
http://www.ecomo.or.jp/english/tej.html