11月9日(水) 15:00-16:30

15:00-16:30

タイトル 低炭素型東京オリンピックに向けたユースの役割
概要 Climate Youth Japan(CYJ)は2010年春、気候変動問題に高い関心を持って活動しているユースによって設立されたネットワーク型NGOです。
社会の中で若者が声を上げることにより、気候変動問題の解決を通じた衡平で持続可能な社会の実現を目指します。全国各地で定期的にワークショップを開催、キャンペーン活動、海外ユースとの交流・活動、国際会議派遣事業などを企画しています。

本イベントでは、私達の活動を紹介した後に、ユースが果たす役割の意見共有や、抱える課題を解決するために必要なことを考えるワークショップを行います。
[プログラム]
1)ユースの力とポテンシャル
→ユースは創造的かつ自由奔放な発想ができる
2)CYJ及び国内ユースの活動紹介
→CYJの活動(通年の活動内容及び東京オリンピック低炭素委員会への提言)
3)ワークショップの実施
議題:低炭素型東京五輪に向けてユースが担うべき役割、また抱える諸課題の解決策
4)CYJが実現したいこと
主催/共催
プログラム
  • 安田クリスチーナ Climate Youth Japan 日本
セッション
サマリー
イベントの一番の目的は、世界中から集まってきているCOP22の参加者から、東京オリンピックをリオ五輪以前より持続可能にするためのアイディアを募ることだ。今年の夏に、東京でMake it Realを開催してから、Climate Youth Japan は東京オリンピック低炭素社会ワーキンググループと意見交換を行った。ところが、同じような議論の繰り返されたため、斬新なアイディアが欲しいという話が挙がり、COP22に参加している多様な国籍や背景を持っている方々の意見を取り入れるために企画した。初めに、簡潔にClimate Youth Japanの活動内容を紹介した。主にエネルギー政策と環境教育について、省庁への提言書提出や意見交換会に加えて、持続可能なビジネスを展開していく意志のある企業の集合体であるClimate Leaders Programとの意見交換会について言及した。次に、本題である東京オリンピックのどの点を持続可能に出来るのかという点を、本ワークショップへの参加者同士で模索した。全参加者が最も興味を示した、エネルギー、ゴミ処理、そして交通の3つのグループに参加者を分ける形で三グループを作成した。初めに、各グループでは、各トピックのどこが一番の問題でどの部分を一番解決したいかという点を、「何故そのトピックに興味を持ったか」といった疑問を出発点にして話し合いの時間を設けた。更に、どうすれば前段階で浮き彫りになった課題を解決できるか、ブレインストーミングで模索した。そこで出てきた解決方法の中から、現実的かつ創造的な意見を2〜3つ選び、更にそれらの意見を掘り下げた。最後に、各グループの意見を発表し合い、肯定・否定意見の二視点からフィードバックをバランスよく与え合った。 与えられた短時間で実現可能なプロジェクトを生み出すことは大変だが、オリンピックにおける持続可能性のどの側面に注目すれば良いのか、という点がはっきりと見え、CYJにとって有意義な時間となった。またワークショップの最後に、ブラジルからの参加者によるリオオリンピックでの経験の共有があり、大変参考になった。
キーメッセージ オリンピック組織委員会低炭素WGに意見書(提言書)を提出するにあたり、パビリオンのワークショップで議論したこと、出された意見、海外からの反応等を活用する。

2020年東京オリンピック低炭素化に向けた機運を高めるために、国内でワークショップを開催するほか、情報発信を行う。

海外からも東京オリンピックの低炭素化に注目が集まっているということを国内に向けて発信していく。

ワークショップに参加してくれた若者とのネットワークを継続していく。
各種資料 発表資料 1(英文)(PDF・632KB)
発表資料 2(英文)(PDF・237KB)
イベント風景
  • 11月9日(水)15:00-16:30のイベント
  • 11月9日(水)15:00-16:30のイベント
報告者 Climate Youth Japan 塚本悠平