2023.12.6 Wed.
- 16:30 - 17:45
- DIVERSITY IN CARBON NEUTRALITY
- 主催者
- 一般社団法人日本自動車工業会
- セミナー概要
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概要
気候危機への対応加速が求められるなか、G7広島サミットにおいても真摯な議論が行われ、首脳コミュニケでは、1.5℃目標を射程に入れ続けるために各国ごとに多様な道筋があることが認識された。
我々のイベントでは、自工会がコミュニケと同様の考えの下に企画した、Diversity in Carbon Neutralityの展示内容、G7各国の自工会との国際共同声明の内容、最新の科学的知見、ネイチャーベースドソリューションの側面から、ライフサイクル全体をカバーする、「つくる」、「はこぶ」、「つかう」の領域における多様なソリューションの可能性や、コベネフィットについて議論する。プログラム
イントロダクション -5分-
有馬 純 東京大学公共政策大学院 特任教授Presentation1: “Diversity in Carbon Neutrality” -10分-
饗場 崇夫 一般社団法人日本自動車工業会 国際温暖化政策分科会長Presentation2: Biogas project of Daihatsu Motors (TBD) -10分-
上西 真理 ダイハツ工業株式会社 BRバイオ推進室 室長Presentation 3: The Essence of IPCC AR6 (TBD) -10分-
スザナ・カーン・リベイロ リオデジャネイロ連邦大学 教授Preesntation 4: How Brazil Is Playing This Game on the Automotive Sector -10分-
ヘンリー・ジョセフ・ジュニオール ブラジル自動車工業会(ANFAVEA)パネルディスカッション -30分-
全員
- 登壇者
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現地登壇者
- 有馬 純 / 東京大学公共政策大学院 特任教授
- 上西 真理 / ダイハツ工業株式会社 BRバイオ推進室 室長
- スザナ・カーン・リベイロ / リオデジャネイロ連邦大学 教授
- ヘンリー・ジョセフ・ジュニオール / ブラジル自動車工業会 テクニカルダイレクター
- 饗場 崇夫 / 一般社団法人日本自動車工業会 国際温暖化政策分科会長
- セッションサマリー
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IPCC AR6 WG3 Chapter10 Transportの統括執筆責任者、ブラジル自動車工業会(ANFAVEA)テクニカルダイレクター、ダイハツ工業BRバイオ推進室長をパネラーとして招き、G7における自工会の「Diversity in Carbon Neutrality (CN)」の展示内容、最新の科学的知見、地域のバイオマス資源活用の側面から、ライフサイクル全体をカバーする、「つくる」、「はこぶ」、「つかう」の領域における多様なソリューションの可能性や、コベネフィットについてディスカッションを行った。IPCC AR6の執筆者でもある東京大学の有馬純教授にモデレーターを務めて頂き議論をまとめ頂いた。
リオデジャネイロ連邦大学のスザーナ・リベイロ教授からは、CO2削減に向けては、各国の状況に応じた様々なオプションがあることや、脱炭素への移行の加速化と、今無い技術を商業化して可能性を広げていくことの重要性について説明された。
ANFAVEAのヘンリー・ジュニオール氏からは、自動車分野のCO2排出削減には、EV化とバイオ燃料という、2つの技術的なパスウェイがあり、特にブラジルでは、バイオ燃料の自動車が実行段階にあることが述べられた。
ダイハツ工業の上西真理氏からは、稲作農家、近江牛農家、メーカー、行政が協力した、バイオマス資源を地産地消するプロジェクトについて説明された。本件は、世界の各地でも適用可能性があり、SDGsの複数の目標にも貢献できると強調された。
日本自動車工業会の饗場崇夫氏からは、CNに向けた多様な選択肢(技術・取り組み)は実行段階にあり、マルチパスが重要と説明された。
セッションを通じ、2050年CNに向けて、各国・地域の多様性を尊重し、テクノロジーオープンでマルチパスであることが重要であるというG7広島でも共有されたメッセージを、24年G20、25年COPのホスト国であるブラジルの有力者と共有すると共に、聴講者に発信することが出来た。
その他のタイムテーブル
2023.12.6 Wed.
- 10:30 - 11:45
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- 18:00 - 19:00
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