2022.11.15 TUE
- 13:00 - 14:30
- 日本の2050年ネットゼロに向けたエネルギー転換戦略
- 主催者
- 東京大学
- セミナー概要
- 昨年のCOP26で日本のビジネスリーダーと東京大学により立ち上げられた産学連携プラットフォームのETI-CGC (Energy Transition Initiative – Center for Global Commons)では、エネルギー転換シナリオ研究を進めております。
本イベントでは、東京大学より2050年の日本のネットゼロシナリオ分析の中間報告を行うとともに、提示された脱炭素化シナリオ上の課題についてETI-CGCメンバーやグローバルリーダーとディスカッションを行います。
ライブ配信はこちら: https://zoom.us/webinar/register/WN_2FkxDPxDRde56Ts7jNHvNg
※現地エジプトのネットワーク状況によっては配信ができない可能性がありますことご了承ください
- 登壇者
- 【現地登壇者】
- 石井 菜穂子(東京大学) 理事(東京大学)、ダイレクター(グローバルコモンズセンター)、教授(未来ビジョン研究センター)
- Lord Adair Turner(the Energy Transitions Commission) Chair
- Paul Cooley(SSE Renewables) Global Director for Offshore Wind
【オンライン登壇者】- 内山田 竹志(トヨタ自動車株式会社) 代表取締役会長
- 鈴木 教洋(株式会社日立製作所) 執行役常務CTO兼研究開発グループ長
- 関 知道(東京電力ホールディングス株式会社) 常務執行役
- 杉山 正和(東京大学) 先端科学技術研究センター 所長
- 黒崎 美穂 Independent Climate and Sustainability Advisor
- セッション
サマリー -
本イベントでは、東京大学より2050年の日本のネットゼロシナリオ分析の中間報告をした上で、提示された脱炭素化シナリオ上の課題についてETI-CGCメンバーやグローバルリーダーとディスカッションを行いました。
https://cgc.ifi.u-tokyo.ac.jp/research/eti-cgc/
2050年のネットゼロシナリオの分析では、Hard-to-Abateセクターを中心としたエネルギー消費側の脱炭素化シナリオを示し、各セクターでの積極的な電化や水素、その他カーボンニュートラル燃料等の技術活用の重要性を共有した。エネルギー供給側ではモデルによるシミュレーション結果を通して、再生可能エネルギーの積極的な導入、水素やバッテリー等の技術活用及びコスト低減が鍵となることを示した。
後半のパネルディスカッションでは、当シナリオの示唆する再生可能エネルギーの導入拡大や、それに伴うエネルギー自給率の改善効果等の重要性を共有した上で、豊富な風力発電のポテンシャルの最大限の活用、各セクターにおける複数シナリオを想定した戦略、希少な鉱物資源の有効活用、再生可能エネルギー大量導入した中でのグリッドマネジメントの戦略等が重要となることを議論しました。
その他のタイムテーブル
2022.11.15 TUE
- 10:30 - 12:00
-
民間企業による気候行動の透明性強化とサプライチェーンへの取り組み~アジアにおけるコ・イノベーションのための透明性パートナーシップ(PaSTI)から~
環境省
- 15:00 - 16:30
-
危機の時代における、カーボンニュートラルへの取り組み
経済産業省
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
- 17:00 - 18:30
-
緩和と適応に貢献する日本企業の先進的な技術
経済産業省
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)