2022.11.11 FRI
- 15:00 - 16:30
- 産業の脱炭素化、国境炭素調整と気候クラブ
- 主催者
- 公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)
- 共催者
- 米国未来資源研究所(RFF)
- セミナー概要
- このイベントでは、世界の産業の脱炭素化に関連する競争力と排出リーケージの問題に焦点を当てる。国際貿易商品の炭素含有量に関税を課し、野心の高い国々によって設立された気候クラブに機会を提供しうる政策について欧州連合、米国、日本からの視点から意見を述べる。
RITEホームページ; https://www.rite.or.jp/system/events/2022/10/cop27.html
- 登壇者
- Billy Pizer(モデレーター)(米国未来資源研究所(RFF)) 副所長
- Sheldon Whitehouse(アメリカ合衆国) 上院議員
- Jos Delbeke(欧州大学研究所) 教授
- 川口 征洋(経済産業省) 製造産業参事官 カーボンニュートラル担当
- 秋元 圭吾(地球環境産業技術研究機構(RITE)) システム研究グループ グループリーダー・主席研究員
- Ray Kopp(米国未来資源研究所(RFF)) シニアフェロー
- セッション
サマリー -
冒頭のBilly Pizer氏(米国未来資源研究所(RFF))とホワイトハウス上院議員(アメリカ合衆国)の対談では、脱炭素化に向けた様々な取り組みについての意見が交わされ、次いで多数の聴講者からも積極的な意見提起がなされた。
その後、川口征洋氏(経済産業省)、Jos Delbeke氏(欧州大学研究所)が講演を行い、秋元圭吾氏(地球環境産業技術研究機構(RITE))がスライドを利用して排出削減の取り組みと効果、競争力への影響に関する分析結果を講演、次いでRay Kopp氏(未来資源研究所(RFF))が講演を行った。
最後に、Billy Pizer氏がモデレーターを務め、川口征洋氏、Jos Delbeke氏、秋元圭吾氏、Ray Kopp氏の4名による聴講者からの質疑を踏まえたパネル討論を行い、活発な議論が交わされた。
- メッセージや
成果 今回のジャパン・パビリオンでのセミナーには、Sheldon Whitehouse上院議員(アメリカ合衆国)が来場されたこともあり、例年のジャパン・パビリオンセミナーより多く、約110名(オンライン配信含む)の聴講者にご参加いただいた。また、Zoom Meetingによるオンライン配信を行うことで、RITEの研究成果他、各登壇者の意見をリアルタイムで全世界へ発信する事ができ、大きな成果であった。
- RITE:ホームページ 産業の脱炭素化、国境炭素調整と気候クラブ【11月11日】
https://www.rite.or.jp/system/events/2022/12/cop27_1.html - RFF:ホームページ
https://www.rff.org/events/rff-live/industrial-decarbonization-border-measures-and-climate-clubs/
- RITE:ホームページ 産業の脱炭素化、国境炭素調整と気候クラブ【11月11日】
その他のタイムテーブル
2022.11.11 FRI
- 10:30 - 12:30
-
アジア太平洋地域における最新の科学的知見に基づく国家適応計画の策定とその実施 - 適応に関する世界目標(GGA)の達成に貢献する適応策の推進体制の構築に向けて
主催:国立環境研究所(NIES)
環境省
地球環境戦略研究機関(IGES)
共催:アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)
- 13:00 - 14:30
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グリーン水素エネルギーの開発
独立行政法人 国際協力機構(JICA)
- 17:00 - 18:30
-
オールジャパンで取り組む、熱帯林・熱帯泥炭地の持続可能な管理、及びモニタリング手法の国際ルール形成に向けた取り組み
主催:経済産業省
共催:株式会社IHI
住友林業株式会社