2022.11.16 WED
- 15:00 - 16:30
- アフリカにおける廃棄物管理の低炭素化 ~グローバル・メタン・プレッジの文脈におけるACCPとエジプト “50 by 2050イニシアティブ”のシナジー~
- 主催者
- 環境省
- 共催者
- エジプト環境省
気候と大気浄化の国際パートナーシップ (CCAC)
アフリカのきれいな街プラットフォーム(ACCP)
- セミナー概要
長期的にGHG 排出量やその他環境への影響を削減し循環型経済への移行に向けてアフリカの国々を支援する一方で、アフリカが直面する廃棄物管理、とりわけ廃棄物と気候変動に密接に絡む処分場からのメタン排出に緊急に取り組むことが重要である。
メタンは、産業革命以来の世界の温度上昇の約半分を占め、大気中に長く滞留しないが強力な温室効果ガスであり、メタンの削減は気候変動に取り組む上で緊急課題の一つである。これが故にCOP26において、100ヶ国を超える国が、2030年までに少なくとも対2020年比で30%のメタンを削減すべく対策をとることを決めたグローバル・メタン・プレッジに参加した経緯がある。今回、Global Waste Initiative 50 by 2050(*2)を提唱するエジプト環境省、アフリカのきれいな街プラットフォーム(“ACCP”)、グローバル・メタン・プレッジ(GMP)事務局のClimate Clean Air Coalition(“CCAC”)、そして日本国環境省がアフリカの廃棄物管理におけるメタン削減を議論するセミナーを共同開催する。
セミナーの狙いは下記3点:
- ・世界の廃棄物管理システムの改善を通じたメタン削減に関する知見・経験を共有する
- ・グローバル・メタン・プレッジの観点で、50 by 2050及びACCPの潜在的役割を抽出する
- ・アフリカの廃棄物管理向上を通じたメタン排出削減ポテンシャルを関係者間で共有し、同セクターへの投資を促す
- 登壇者
- 【現地登壇者】
- 吉田 諭史(日本国環境省) 国際資源循環企画官
- 西村 明宏(日本国環境省) 大臣
- テレク・アルアラビ(エジプト廃棄物管理規制庁) 長官
- マイムナー・モハメド・シャリフ(国連ハビタット) 事務局長
- ナグア・エル・カラウィ(エジプト環境省) 環境大臣のシニア廃棄物管理アドバイザー及びグローバル・ウェイスト・イニシアティブ 50 by 2050 フォーカルポイント
- マルティナ・オットー(気候と大気浄化の国際パートナーシップ) 事務局長
- ギャレス・フィリップ(アフリカ開発銀行) 気候・環境ファイナンス局長代理
- 竹内 奈穂(国連ハビタット) ACCP事務局(国連ハビタット 廃棄物処理専門家)
- セシリア・アンダーソン(国連ハビタット) ACCP事務局(国連ハビタット 都市基盤局部長)
【オンライン登壇者】- フランク・バン・ボーデン(世界銀行) 持続的開発の世界的実践に関するリード環境エンジニア
- セッション
サマリー -
アフリカの廃棄物管理を通じたメタン排出削減の重要性と必要な行動が議論されました。西村明宏環境大臣 は、エジプト政府の「Global Waste Initiative 50 by 2050」は重要な取組であり、環境省はアフリカのきれいな街プラットフォームを通じて協力する意向を表明しました。
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2022.11.16 WED
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