2021.11.12 FRI

13:00 - 14:30

2021.11.12

民間企業による気候行動の透明性強化 ~アジアにおけるコイノベーションのための透明性パートナーシップ(PaSTI)から~

環境省、(一社)海外環境協力センター

セミナー概要

【イベントプログラム】
・開会の挨拶
山口壮日本国環境省大臣
Grace Fuシンガポール持続可能性環境大臣
Ekkaphab Phanthavong ASEAN事務局次長(ビデオメッセージ)

・基調講演
Armida Salsiah Alisjahbana(UN-ESCAP)(オンライン登壇)
竹本和彦理事長(OECC)(オンライン登壇)

・パネルディスカッション&質疑応答
司会進行ー加藤真(OECC)
登壇者ーNicolette Bartlett (CDP), Niclas Svenningsen (UNFCCC), Dan Pathomvanich (NR Instant Produce Public Company), 吉高まり(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

登壇者

  • ・山口 壯 大臣 環境省
    ・H.E. Grace Fu 大臣 シンガポール持続可能性・環境省
    ・加藤 真 理事/業務部門長/主席研究員 一般社団法人海外環境協力センター
    ・Ms. Nicolette Bartlett Chief Impact Officer CDP
    ・Mr. Niclas Svenningsen Manager of the Engagement Team 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局
    ・吉高 まり プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
    ・Mr. Dan Pathomvanich CEO NR Instant Produce Public Company Limited

    ▼オンライン参加者
    ・H.E. Ekkaphab Phanthavong Deputy Secretary General ASEAN Socio-Cultural Community ASEAN Secretariat
    ・Dr. Armida Salsiah Alisjahbana Executive Secretary United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific (ESCAP)
    ・竹本 和彦 理事長 一般社団法人海外環境協力センター

配布資料

セッションサマリー

昨今TCFDやCDPの取組をはじめとして、投資家やビジネスパートナーに向けた企業の透明性の強化は、ESG投資の動員のために重要性が高くなっている。日本国環境省は2017年に「コ・イノベーションのための透明性パートナーシップ」(PaSTI)を設立し、各国の状況に合わせ、また各分野での企業のニーズを踏まえた形で、企業の透明性の支援を実施してきた。

本イベントの冒頭では、日本・シンガポール両大臣が、PaSTI-JAIFプロジェクトの下、ASEAN地域共通の温室効果ガス算定・報告ガイドライン策定を通じて、ASEAN地域全体の透明性向上目指すことが宣言し、ASEAN事務局からはその活動を歓迎する旨を述べた。

続く基調講演では、UNESCAPが、アジア太平洋州の透明性向上の必要性が確認し、PaSTIの活動への支持を表明した。また、PaSTIプロジェクトの実施機関であるOECCは、ASEAN地域全体への協力、二国間協力の詳細や、具体的な活動分野である民間企業の気候行動透明性向上、様々なレベルのMRVの強化と整備などについて紹介した。

パネルディスカッションでは透明性のスケールアップについて議論がなされ、報告要件の在り方とインセンティブの導入について国際団体・民間企業がそれぞれの観点から意見を述べた。

メッセージや成果

PaSTI(コ・イノベーションのための透明性パートナーシップ)に関する最新情報を公式ウェブサイトで発信しています!
ウェブサイト: http://www.env.go.jp/earth/ondanka/pasti/index.html

2021.11.12 FRIタイムテーブル

10:30 - 12:00

2021.11.12