2021.11.8 MON

13:00 - 14:30

2021.11.8

ユースの視点から見る東京五輪と大阪万博

Climate Youth Japan

共催者

Fridays for Future Japan, JYPS, 日本若者協議会

セミナー概要

5min (13:05) - CYJ opening statement
15min (13:15) - CYJ overview of Tokyo Olympics
15min (13:30) - JYPS opinion 日本のユースを中心に意見収集・課題提示
10min (13:40) - FFFJ opinion オリンピックと市民運動
10min (13:50) - 日本若者協議会 opinion
1min (13:51) - Summary of the Tokyo 2020 games
1min (13:52) - CYJ intro of the Osaka-Kansai Expo
10min (14:02) - FFFJ opinion 大阪万博の概要やビジョンに対する意見
10min (14:12) - 日本若者協議会 opinion
5min (14:17) - CYJ opinion 大阪万博への問題提起
5min (14:22) - CYJ opinion 大阪万博への貢献
8min (14:30) - CYJ overall comment about next steps

登壇者

  • ・古賀瑞 Climate Youth Japan COP事業部
    ・柳澤暦花 Climate Youth Japan COP事業部
    ・高野愛 Climate Youth Japan COP事業部
    ・時任晴央 Fridays for Future Japan オーガナイザー
    ・小林誠道 Fridays for Future Osaka ユースコアメンバー・代表

    ▼オンライン参加者
    ・大野未楽 JYPS
    ・吉川愛梨沙 JYPS
    ・小宮山莉子 日本若者協議会
    ・橋本あや 日本若者協議会

セッションサマリー

COP26ジャパンパビリオンではテーマである脱炭素社会の実現に貢献する技術や活動の一つとして、Climate Youth JapanがCOP23-25で発信してきた東京オリンピック・パラリンピック大会を如何に持続可能なもの(サステナリンピックと称していた)とするかに関して、大会後のユースの視点からの評価を中心に意見発信を行った。

東京2020大会においては、カーボンネガティブの実現や都市鉱山を活用したメダル、森林認証制度の普及などポジティブに評価できる5点を紹介した。一方、情報拡散力の不足や大会用地周辺の乱開発、資源調達を含む3点について改善が求められると説明し、具体的解決策を提示した。

続いて、2025年に予定されている大阪-関西万博2025に向けて、東京2020大会の多面的な評価をレガシーとして受け継ぐための考察を加えた。
さらにサステナブルアンバサダー100万人プロジェクトをユースの立場から可能なアプローチとして掲げ、今後の展望を示した。

またFridays for Future Japan、Japan Youth Platform for Sustainability、日本若者協議会を共催団体として招待し、それぞれの団体特性を活かした提言を実施した。
Fridays for Future Japanからは、東京2020大会をめぐる市民社会の動きと大会運営の展望に加え大阪-関西万博2025のテーマに基づく提言、Japan Youth Platform for Sustainabilityからは、東京2020大会、大阪-関西万博2025に関する国内外のユースの意見をもとにした調査結果分析、日本若者協議会からは、東京2020大会、大阪-関西万博2025に対し交通や道路、廃棄物の観点からの考察について発表が行われた。

メッセージや成果

近年、若者の意志が色濃く社会に発信される中で、如何に分断ではなく共創を生み出すかがより良い未来社会の構築の鍵であると考えています。あらゆる立場の人々が柵に捕らわれることなく、対話を繰り返すことこそがその第一歩であると信じ、今後も様々なトピックにおいて積極的に外部と関わっていければと思っております。機会などあれば是非お声がけください。

Climate Youth Japan COP事業部