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  • 技術革新
  • ビジネス変革
  • 国際協力の今と未来

気候技術の革新的イニシアティブによるネットゼロエミッションへの挑戦

主催者

  • 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
  • カーボントラスト
  • ポーランドエネルギー省

イベント概要

パリ協定が目指す今世紀後半までのネットゼロエミッションの達成のため、再生可能エネルギーの大規模・大量導入や、脱炭素化、新興国における効率的・効果的な気候技術の普及のための革新的イニシアティブの議論を行う。具体的には、①再生可能エネルギーの大規模導入策としての(洋上)風力、②負荷変動の大きい再生可能エネルギーの大量導入のために不可欠な電力系統の安定化対策、③二酸化炭素(CO2)を排出せず、再生可能エネルギーの貯蔵性、可搬性、柔軟性を有し、エネルギー安全保障と温暖化対策の切り札となりうる水素技術の取り組み、④新興国での省エネルギー等の推進について効果的な技術移転のあり方をテーマに事例紹介を行うとともに、各スピーカーをパネリストに迎え、提言を行う。

登壇者

セッションサマリー

  • 英国Carbon Trustから洋上風力加速化プログラムを紹介。特にナセル以外の部分のコスト削減の達成と今後の大規模化について強調した。また、インドネシアにおける産業分野の省エネルギー加速化プログラムを紹介し、同国において関連法令は整備されているものの、政府・産業界への浸透が十分でないこと、組成中の案件に対するさまざまなファイナンスの適用が課題であるとした。
  • NEDOからは、日本の水素政策・技術動向を紹介し、先の水素閣僚会合を含む政府の取り組みからNEDOの代表的なプロジェクトに至るまで広範な情報提供を行った。
  • NEDOポーランド実証の両国関係者(ポーランドエネルギー省、日立製作所、PSE(ポーランド電力会社))から、日本とポーランドとのパートナーシップに基づく事業概要とコア技術(SPS)の紹介を行った。大規模な設備更新をすることなく、系統の安定化と風力の導入を増加させられるのが本実証のポイントである。
  • インドネシアエネルギー鉱物資源省から、インドネシアにおけるエネルギー分野の低炭素化への取り組みについて概要を紹介。産業・需要家側の省エネ・再エネ、電力、石油ガス、石炭の4分野でエネルギー転換や省エネによるCO2削減ポテンシャルが、2017年で約44百万トンあるとのこと。

その他残したいメッセージやイベントにおける成果

本イベントの各プレゼンテーションを通じて、タラノワ対話の「我々はどこにいるのか?」、「どこへ行きたいのか?」、「どうやって行くのか?」について、参加者の方々と共有できました。

登壇者写真
パネルディスカッション写真

2018.12.12のタイムテーブル

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  • ビジネス変革
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気候技術の革新的イニシアティブによるネットゼロエミッションへの挑戦

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/カーボントラスト/ポーランドエネルギー省

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  • ライフスタイル変革
  • 国際協力の今と未来

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  • 日本の目指す脱炭素社会
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