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MON
Capacity Building
17:00-18:30
タイトル | 島嶼国の気候強靭化開発と太平洋気候変動センターの役割 |
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概要 | ワークショップは2部構成とする。前半はPCCC構想と進捗、日本による支援を説明するとともに、大洋州気候強靭化の能力開発のニーズ調査の結果を紹介する。後半は島嶼国首脳級、JICA/SPREP及びドナー期間を加えたパネルディスカッションを開き、PCCCへの期待、能力強化支援の方向性、ドナー間の情報共有とPCCC連携についてディスカッションする。 |
主催/共催 | 国際協力機構(JICA) / 太平洋地域環境計画事務局 |
プログラム |
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セッション サマリー |
基調講演ではJICA佐藤副室長よりJICAの気候変動対策分野の新しい協力方針、島嶼国へのレジリエンス強化の協力事例、PCCC支援に関する紹介があった。 サモア政府より大洋州地域の公共財(資産)であるPCCCへの協力、気候資金アクセスのための能力強化への期待、日本による大洋州協力への謝意が表明された。 SPREP総裁よりPCCCがマルチ協力であり、地域レベルの能力強化、開発リソースの共有、地域の統合的気候変動対策の推進に大きな役割があるとの説明があった。 テーマ講演ではSPREP/JICA青山専門家より日本による島嶼国気候変動支援のパッケージ、PCCC建設と能力強化プログラムの方向性に関する説明があった。 パネルディスカッションではフィジー政府より気候変動対策の調整に係る課題、国家気候変動の優先課題と支援ニーズに関する紹介、バヌアツ政府より気象と災害対策に係る能力強化のニーズとPCCC活用への期待に関する紹介があった。 豪州政府より大洋州島嶼国への支援計画、気候資金のアクセスと活用、PCCCとの連携に関する紹介、また、大洋州島嶼国フォーラムより大洋州地域の持続可能な開発とパリ合意を踏まえた気候強靱化開発の分野と課題(気候リスクへの適応、低炭素開発、防災と復興)、地域開発戦略と協調する能力強化に関する紹介があった。 日本(JICA)より数多くある気候変動対策支援の間の連携と協調はカントリー・ドリブンであるべきであり、大洋州諸国がどの開発パートナーからどのような支援を得るかを決めるのが正しいあり方であり、そのよう観点から様々な支援ニーズと支援オファーのマッチメーキング・クリアリングハウスの機能をPCCCに期待する旨表明された。 |
キーメッセージ | 建設中の太平洋気候変動センター(PCCC)は日本、サモア、太平洋島嶼国間の広域気候変動対策協力の象徴 PCCCは太平洋島嶼国・地域における適応と緩和行動の包括的な協働と協調のための地域ハブ PCCCは太平洋地域の気候変動対策の地域公共財(資産) PCCCは地域機関、国際機関、先進国政府・援助機関、太平洋島嶼国・地域とのパートナーシップを強化する |
各種資料 | イベントフライヤー(英文)(PDF・1,410KB) 発表資料 1(英文)(PDF・700KB) 発表資料 2(英文)(PDF・3,208KB) 発表資料 3(英文)(PDF・1,376KB) |
イベント風景 | |
報告者 | JICA青山道信 SPREP Dr. Netatua Pelesikoti |