展示情報 - COP25 JAPAN PAVILION
大牟田三川CO2分離回収実証設備
(環境配慮型CCS実証事業:環境省委託事業)
ERD:Extended Reach Drilling。陸地から海底下の貯留層に斜め方向に掘削する大偏距掘削
地球温暖化は世界共通の重要課題です。パリ協定では、世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2℃未満に抑えることが掲げられています。地球温暖化対策の長期目標達成のためには、二酸化炭素回収・貯留(Carbon dioxide Capture and Storage:CCS)が必要と考えられることから、環境省は5カ年(2016~2020年度)のプロジェクト「環境配慮型CCS実証事業」を進めています。本事業では、火力発電所から排出されるCO₂の大半をアミン吸収液により回収する設備を日本で初めて建設・運転するなど、4つのタスクを実施しています。(タスク1:CO₂分離・回収技術の実証、タスク2:CO₂の海上輸送と地層への圧入の検討、タスク3:海底下でのCO₂の安定的な貯留のための検討、タスク4:わが国に適したCCSのための社会環境の総合的な検討)
東芝エネルギーシステムズ株式会社はCCSの主要技術であるCO2分離回収技術の導入を進めています。
展示協力
東芝エネルギーシステムズ株式会社